1969-06-25 第61回国会 衆議院 商工委員会 第36号
この通商白書を見ますと、ミシンは年々若干はふえておりますが、一般機械がたとえば対前年比で一二五・八、ミシンが一一八・七あるいは精密機械全体で一二〇・六、双眼鏡が一一五・三、こういうように数値が出ておりますが、この軽機法は輸出の振興に効果というものがあったのかどうか、この辺のところをお聞きしたいと思うのです。
この通商白書を見ますと、ミシンは年々若干はふえておりますが、一般機械がたとえば対前年比で一二五・八、ミシンが一一八・七あるいは精密機械全体で一二〇・六、双眼鏡が一一五・三、こういうように数値が出ておりますが、この軽機法は輸出の振興に効果というものがあったのかどうか、この辺のところをお聞きしたいと思うのです。
そうしますと、この軽機法によりますと、この種のミシンは一つは輸出ができるのであるかどうかということをお聞きしたい。 それからさらに、この部品の不足対策、これについて業界あるいはまた政府としてはいかに対処していくか。 以上の点について簡潔にお答え願いたいと思います。
○塩出啓典君 それでは、まず第一番目にお聞きしたいことは、先般日本輸出振興事業協会の要請によりまして蛇の目ミシンの工場を見学さしていただいたわけでありますが、その際、業界人の意見としては、軽機法はやはりあってよかったと、そういうような意見でございました。
それからいま一点は、あなたがかつて事業協会の議長をやっておられたのか、現在やっていらっしゃるのか、そういうふうないまおことばでございましたが、これは今回の軽機法に直接関係がある問題でありますが、昭和三十五年だと記憶いたしまするが、事業協会が組み立て業者から一手買い取り販売をおやりになった。
言いかえますと、三年なり二年なりで目的を達したらやめるということは、この軽機法の精神が実現した、ややしたという時期——実現をするということは、私がいま申しました隘路は団体法に関連してある。この解決をやはり双眼鏡に関しては前向きに、いま言うたこの一個の商品で七つもあるような、こういうものの解決まで何らかの形でやらなければ、いまのおことばは私は信用できないのですよ。
登録制度をやっておる以上は品質の向上が当然裏表にあるはずでありますが、検査協会のお方に聞いてごらんになってもおわかりになると思いますが、いまから五年前にこの軽機法ができてから、むしろ品質は下がっておるという事実があるのであります。ところが片方にはいわゆる香港、台湾でもって近代設備を備えた、しかも一貫作業をやっておる強敵があらわれておる。
○山崎(始)委員 軽機械の輸出の振興に関する法律の五ヵ年間延長をされる法律が出ておるのでありますが、この軽機法の内容というものは申し上げるまでもなく、端的に申しますと、登録をやって、そして品質管理をやる、あるいは技術の向上をやるとかいうことがねらいだろうと思うのであります。
ジグザグミシンにつきましては、輸出実績と、軽機法で与えられました最大月間製造量を考え合わせたいわゆる生産規模、この両方をからみ合わせていま数量規制をしているわけであります。したがいまして、そういった実績等が入っておりますから、必ずしも大ワクをもらっている人が大メーカーではなく、中小メーカーの中にもそういった大きなワクをお持ちの方がおられるわけであります。
○参考人(石坂元貞君) ただいま私が述べましたことにつきまして、業界全体としてどういう考えかというお話でございますけれども、実はこの軽機法の改正問題につきましては、私どものほうの業界では事業協会の評議員会がおもな審議機関になりまして、これを審議したわけでございます。
事業者につきましては、この軽機法が施行されます直前の当時ミシンの工業組合に加入しておった員数についてお答え申し上げます。百九十一社ありましたが、軽機法の登録制ができまして、いわゆる輸出向けミシン製造業者の資格を得て登録されたものは百二十一社でございます。